心電図異常が判明したら精密検査を受けてみましょう｜いでハートクリニック

大阪府吹田市のいでハートクリニックです。

 

健康診断の結果で「要精査」や「異常あり」という結果が返ってきていませんか？

 

健康診断の異常として指摘されることの多い代表的な一つは心電図の異常です。

 

心電図の異常が指摘された場合には不整脈や心臓のご病気が隠れている場合があり、精密検査が必要になります。心電図検査で見つかることの多いご病気は不整脈と虚血性心疾患です。

 

(1)不整脈には、心室細動、心室頻拍、心房細動や期外収縮などさまざまな種類があります。動悸の症状を伴うこともありますが、無症状の場合も少なくありません。不整脈の種類によって危険性は大きく異なります。また、患者様の家族様の病歴や抱えているほかのご病気によっても危険性が変わってくる場合があります。

 

(2)虚血性心疾患の多くの原因は心筋梗塞です。心筋梗塞では胸痛の症状を伴うことが多いですが、無症状で心筋梗塞を起こしている場合もあります。心筋梗塞後の患者様の心電図にはその痕跡が残っていることがあり、実際の臨床ではその痕跡をきっかけに精密検査を行って、重症の虚血性心疾患を発見することも経験します。虚血性心疾患や心筋梗塞は命に関わる重大なご病気であり、早期発見・早期治療が重要です。

 

心電図の異常が指摘された場合の精密検査に関しては、血液検査、心エコー検査、運動負荷心電図検査、ホルター心電図検査やCT検査などを行います。専門性の高い検査になりますので循環器内科への受診が必要となります。

 

心電図は健康診断で何気なく受けている検査ですが、心臓のご病気の早期発見に繋がる重要な検査です。異常を指摘された場合には受診を心がけましょう。当院では心電図異常を指摘された患者様の心臓の精査に対応しておりますのでお気軽にご相談ください。